校長室から

東日本大震災で失った事教えられた事

今日で東日本大震災丸五年が経ちました。あの衝撃は我々が一生忘れられないものです。テレビの中では衝撃的な映像が流れ、テレビのこちらでは何も変わらない日常の生活、この理解のし難いアンバランスな状態の中で感じたことは、今まで当たり前と思っていた事は本当は不確実なものであり、昨日と変わらぬ生活を送れる事は非常に幸せな事であるという事でした。ちょうどその年は地元山口で国体が開催される年であり、その主力メンバーを擁する本校の女子剣道部は2年連続で全国選抜の出場権を獲得していました。しかし、東日本大震災の影響でその年の全国選抜は中止となり、この大会に掛けていた生徒たちはショックを受けました。しかしすぐにその心は東北の被災された方々に向かったのには大変感激したのを思い出しました。被災された方々とは比べられるものではありませんが、彼女たちなりに大きなものを失った中で、人間として本当に大切なものを学んでくれました。その彼女たちの年代もこの春大学を卒業し社会に旅立ちます。実際には被災はしていませんが、他人を思いやる心をしっかりと持ち社会に貢献し、当たり前の大切さを次の世代に伝てくれる事と信じています。この春、その中の一人の生徒が教員として帰ってきます。きっと後輩に心の教育をしてくれる事でしょう。                                                                                                                                                                    最後に、被災地の1日も早い復興と、未だ行方不明の方々の発見、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、原発で作業しておられる方々の安全を願っております。